トタン屋根に降る雨


 谷川俊太郎の詩集、「トタン屋根に降る雨」という詩の中で、〈身近な死者が増えてきた  彼らにしてやれたことよりも  してや れななかったことのほうがずっと多い〉 と書いていた。

 葬式の度にそう思う。そして、彼らから 「してもらったこと」 のほうが 「してやれたこと」 よりもずっと多かったことに気づき、自分のこれまでの生き方のふしだらさを大いに恥じ、自らをいましめる。

 「人の生」 は人を死に追いやることがあるが、 「人の死」 が他者の 「生」 を呼び起こすこともあるのだと教えられた。 
                                                       
                                                 マイク

                                                             
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by oazy4 | 2010-06-08 02:26

『マッピー』用ボーダー

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